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初めて愛した人 ~君から教わったもの~

今から10年以上も前、まだ高校生の頃、確か高3の時だったな。
片思いで好きな子がいた。
正確に言うと、初めて「愛した」女性でもあった。
彼女への片思いは1年半ぐらい続いていた。
でも最終的には叶わぬまま終わっていた。

この片思いが彼女にバレたのは、自分のミスだった。
彼女は3年生の時隣のクラスに転校してきた。
まだカセットテープの時代だったが、ある日、彼女に自分が好きでオススメの音楽を
自分でダビングして一つのテープにまとめて、彼女にあげる約束をした。

テープが出来たの日の翌日に、彼女にテープを渡した。
すると、いつも明るくても陽気な彼女は、その日いつかの休み時間に俺を教室から少し離れた廊下に呼び出した。なんだろう?と思いながら俺は向かった。

少しの会話をしたら、彼女はある紙を突き出して、
「これなに~?」と訊いてきた。
見てみたら、俺が捨てたと思った紙の欠片ではないか!!
俺はその場でしばらくフリーズしてしまった。

実は・・・

前日の夜、散らかっていた部屋のデスクの上に、
なぜかはもう覚えてないが、彼女が好きというような言葉を書いた紙があった。
勉強していてつまらなくて無意識に書いたものだったかな、多分。
要らない紙として破って捨てるつもりだったが、彼女への気持ちが載っていた数文字の欠片は、
神様の悪戯とでも言うべく、彼女にあげるテープのケースに挟まれてしまっていた。
それに気づかぬ俺は、翌日そのまま隣のクラスに居る彼女にテープを渡したのだ

「これどういうこと~?」

どう見ても意味はそのままである。
それでも「そんなわけないでしょう」という信じられないような顔をしながら、彼女が尋ねてくる。

「あぁ、なんで当事者の俺に聞くんだよ」と思った。

高校時代にまだやや内気な面があった俺は、もうね、どうしようもなかった。
恥ずかしかった。
でもそれまで何気に仲良くしてもらえていたし、実は彼女が応えてくれると少し期待もしていた。
どうせこうなってしまったのだから、下手に弁解するよりもこれをきっかけに告白しよう!と。
「んま、書いてのとおりだよ…」
その場で自分の気持ちを彼女にぶつけてみた。
口の利かない俺にとって、言葉でそれを伝えることはできなかった。

今思えば無茶なことをしたな。

いつも明るい、その時までずっとニコニコしていた彼女の表情は、
多分、信じたくなかった事実を彼女が知った時に、凍りついたように俺は見えた。
少し困ったような顔になった。

「おしまいだ。言うんじゃなかったな」
と俺は思った。

その後どうなっていたかもう覚えていない。
翌日、また会ったら気まずいなと思っていながら廊下かどこかでまた彼女と会ってしまった。
でも、彼女は何もなかったかのように俺にニコニコしながら元気に挨拶してくれた。
びっくりしたあまりに俺も普通に笑顔で挨拶を返した。

そのおかげで二人はまた普通の友達関係に戻れた。

但し、彼女への気持ちはそれだけで納まるものではなかった。
俺は、高嶺の花の彼女に、無理だと知っていてもあきらめたくはなかった。
その前からか、そのテープからか、それともそれ以降かも覚えていないが、
彼女と時々文通するようになっていた。

言葉と違って、文字ってやはり不思議な力を持っている気がする。
口ではどうしても言えない、言いにくいものは、紙に写せば想像以上に表現できるようになる。
彼女に何か書くと、多少時間かかっても彼女は必ず返事してくれる。

彼女の気持ちを知らず、時々友達以上の話をした俺。
できればずっと仲の良い友達でいたいと思っていた彼女。

高校生活が終わりかける頃、彼女と卒業後の話をしていた。
彼女はオーストラリアへ留学しに行くことが判った。
詳しくは覚えていないが、俺はその後手紙か何かで彼女に、
できれば俺も一緒に行きたいな、と伝えたのである。
(経済的にも現実的にも親のほうからはOKは出ないだろうが)
多分それが原因で、彼女はいつもより返事を遅らせた。

そして数日後、返ってきた、彼女から最後の手紙(ではなかったっぽい)。

正直、この独り言を始めたのも、今日、2月26日は彼女の誕生なのだから。
それだけ書きたかったが、書き始めるとどんどん昔のことを思い出してしまい、
涙を溢したりすらした。
情けないな、俺。

先ほど、最後かと思ったその手紙の内容を見ようとして、
10年以上も眠らせた思い出の”箱”を開けることにした。
昔、彼女からもらった手紙、プレゼントカード、キャンディの包装紙、
全てのものを一つの箱にまとめたのである。
高校卒業以来、開けることを恐れ10年以上開けたことのない箱を、
先ほど恐れ恐れ取り出した。

彼女の写真、顔は今一度も忘れたことはないが、久々に見てとても懐かしく思えた。
最後かと思った手紙に、彼女は書いていた。
「まだ彼氏を作りたくない。今の私は彼氏を作る資格もない。
たとえいつか誰かと一緒にいたいと思えるようになったとしても、私はを選ぶでしょう。
彼が尽くしてくれた「情」を、返さなければならない。」

ここで初めてもう一人の男の存在を知らされた。
ま、彼女との付き合いはこの時点まで1年もなかったし、転校してくる以前の話は
俺にはまったく知らなかった。
あとで彼女と同じクラスの親友(女性)に聞いてみると、
昔彼氏ができたことがあって、詳しくは分からないが彼女にショックを与えた事件があったらしい。
資格のことはそれと関係あるかどうかは俺には分からない。
でも彼女が言うに、そのは彼女が好きで、3年間も待ち続けたという。

なるほど。
これは、あきらめざるを得ない、と自分に言い聞かせ、
「しょうがないもんね」と無理矢理自分を納得させた。

が、納得してもあきらめきれなかった。
苦しい恋に悩まされた大学受験生は受かるわけがない。
俺は、予備校に入った。
予備校に入っている間にも、
どこにいるか分からない彼女がまだ忘れられない気持ちを彼女に伝えようとして、
英語の手紙を書いて、どこかのラジオにソングリクエストをオーストラリアにいる友達に頼んだ。
(その時リクエストした曲は、Richard Marxの「Until I Find You Again」だった)
もし興味があればこんなのありました。

高校卒業後、彼女と再び会ったのは一緒に通っていた塾の先生の結婚式に出席した時だけだった。でも挨拶以外、特に会話を交わした記憶がない…。少しは喋ったとは思うがね。

彼女を忘れようとしたきっかけはもう覚えていないが、きっと何か悟ったでしょう。
とにかく、今は彼女に未練があるわけでもなく、恋しくいわけでもない。
今日が26日とふと気づいて、彼女のことを思い出しただけである。

もう結婚してどこかで幸せな生活を送ってるだろうな。
清君、お誕生日おめでとう。
キミのおかげで、何か気まずいことの後でも、何もなかったかのように笑顔で相手に
向き合わせる能力を身につけられた。
それで不必要な争いやバカなことして後悔するようなことを今まで何度も回避することができた。
そして、最初から最後まで片想いだったが、人を愛することは何なのかというのが解った。
ありがとう。キミと出会えてよかったよ。


クソ長い独り言だったが、
最後まで読み終えたあなたにも礼を言わせていただきたい。ありがとうございました。
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